東名の渋滞は上りも下りも大和トンネルのサグによって起こります。

諸統計ではこの渋滞を「横浜町田〜海老名ジャンクション区間」と「厚木〜秦野中井区間」に分けておりますが、この二つは同一のものと考えて良いかと思います。
この渋滞は「日本の高速道路の渋滞ワースト10」の中で堂々のナンバーワンとナンバーツーを独占するもので、その渋滞損失時間は「横浜〜海老名間」が134万人・時間/年と「厚木〜秦野間」が渋滞損失時間109万人・時間/年と、他を圧倒しています。

この最悪な渋滞は、ひどい時には大和トンネルを通過するまでに３時間以上かかることもしばしば。
これは圏央道で中央高速と連絡出来るようになった現在でもかわりありません。
むしろ厚木〜横浜間は以前よりもひどくなった気がします。

ここの渋滞は積極的に迂回路を利用した方が時間を短縮できます！


東名道の渋滞回避でしてはならないことが２つあります。

1.　R246を選択しないこと。
　　東名道の渋滞に比例して並走しているR246もまたひどい渋　　滞になります。
　　こちらを選択すると確実に東名道より時間がかかります。

2.　決して西湘BPを選択してはいけません。
　　R1共々、大磯から平塚まで通過するのに一時間以上動き　　ません！

東名道の渋滞を迂回するためには「小田原厚木道」をどのように利用するかにかかります。

まず、小田原厚木道路までどうやってたどり着くか。

そしてそれから東名に乗るか、若しくは横浜新道まで一般道でいくかを検討しましょう。

圏央道が開通して一番の変化が小田原道の渋滞と「厚木〜秦野」の渋滞にタイムラグが出来たことです。小田原道の利用客は主に箱根や熱海からの帰りの車が多いので渋滞の発生が16時過ぎに発生してしばらくすると消失します。
しかし「厚木〜秦野」の渋滞はそれ以降に始まります。

渋滞情報でそのあたりをこまめにチェックしてその対策を検討してください。


＊東名高速の渋滞情報はこちら！　　　


渋滞情報などで小田原厚木道が「西厚木」から先が渋滞しているようなら、大和トンネルまでの渋滞通過に６０分ほどかかります。

「伊勢原IC」を降りて一般道で横浜新道「戸塚」まで行くと
　約４０分ほどかかります。

大和トンネルより先の首都高渋谷線の渋滞も勘案して検討してみてください。

　　　　　　　　　　　　　東名道からの渋滞脱出