アクアライン渋滞がひどいことになっています。
これは他の高速道路の渋滞が、新規に出来つつある首都圏の高速道路の恩恵で徐々にではありますが渋滞が減ってきていることと対照的です。
アクアラインの渋滞は土日に集中します。年間の渋滞の78.6%が土日祝日に集中し、潮干狩りシーズン、海水浴シーズンにはそれが倍加します。
アクアラインの渋滞のメカニズムは、「海ほたる」手前の大きく隆起しているサグの部分から始まり、「木更津金谷」の料金所の無秩序な合流(これは多分に構造的な要因が存在すると思います)にあります。
当然のことですがアクアラインには迂回路など存在しません。
渋滞の引きも年々遅くなってきています。
2013年くらいまでは海の日の渋滞でも20時くらいには引いていましたが、最近では22時過ぎまで赤くなっていることが多々あります。
房総からの帰り道は「君津IC」か「木更津JCT」までの間に交通情報を整理して、アクアラインを通るか、それとも京葉道路経由で帰るかを判断しましょう。
房総半島からの帰路はどこから帰るかにより大幅に変わって参ります。
*白浜や千倉からの帰路はこのルートを推奨します。
千倉から君津ICまで約60分で到着します。
便宜上このように分類しますが、最終的にはアクアラインか京葉道路、若しくは湾岸線を使って帰ることになります。
木更津JCTから都心環状線「芝公園」まで帰るとして
アクアライン 利用 49キロ
京葉&湾岸線 利用 84キロ
この二つの高速道路の渋滞の時間帯は微妙に時差があります。
休日の朝の下りの渋滞、アクアライン渋滞が始まってから約90分後に京葉道路の渋滞(千葉西〜貝塚)が始まります。
上りの場合、京葉道路の渋滞はアクアラインより先に始まり、アクアラインよりも早めに引く傾向があります。
僕のように東京の東側に住んでいるならば、京葉道路は非常に有効な渋滞回避路になるのですが都内西寄りや神奈川の方はやはりアクアラインを使わないと長大な迂回になってしまいますね。