脳
1. 終脳
@ 大脳皮質
第T層:分子層
第U層:外顆粒層
第V層:外錐体細胞層
第W層:内顆粒層
第X層:内錐体細胞層
第Y層:多型細胞
A 大脳髄質
B 海馬
C 大脳基底核
1. 線条体 (尾状核・被殻)
2. 視床下核
3. 淡蒼球
4. 黒質
5. 側座核
2. 間脳
@ 視床上部
A 視床
B 視床下部
C 下垂体
D 松果体
3. 中脳
@ 中脳蓋
A 視蓋前域
B 大脳脚
4. 菱脳
@ 橋
A
小脳
B
延髄
@終脳
[大脳]
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@大脳皮質
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@大脳新皮質
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@前頭葉
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A頭頂葉
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B側頭葉
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C後頭葉
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A大脳辺縁系
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@帯状回
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A扁桃体
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B海馬
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C中隔
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D脳弓
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E乳頭体
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F海馬傍回
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A大脳髄質
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B大脳基底核
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@線状体
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@尾状核
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A被核
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A淡蒼球
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@淡蒼球外節
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A淡蒼球内節
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@視床下核
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A側坐核
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Bマイネルト基底核
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C黒質
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@黒質緻密部
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A黒質外側部
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A間脳
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@視床 (ししょう)
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A視床上部
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@手綱
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A松果体
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B後交連
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B視床下部
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@乳頭体
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@乳頭体核
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A視交叉上核
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B思索上核
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C室傍核
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D背中側核
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E腹内側核
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F漏斗核 [弓状核]
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G後核
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H隆起核
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I外側核
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C下垂体
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@下垂体前葉
[腺性下垂体]
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A下垂体後葉
[神経性下垂体]
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D前交連
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E終板
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F視交叉陥凹
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G漏斗叉陥凹
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H視交叉
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I灰白隆起
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B小脳
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C中脳
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@中脳蓋
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@上丘
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A下丘
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A中脳被蓋
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@中脳水道
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A外側毛帯
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B中心白灰質
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C中脳網様体
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D赤核
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E脚間核
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F黒質
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@黒質緻密部
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A黒質外側部
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B大脳脚
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D橋
(きょう)
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@橋被蓋
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@青班核
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A外側毛体
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B脊髄毛体
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C内側毛体
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D縫線核
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@線状核
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A正中縫線核
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B背側縫線核
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C橋縫線核
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D大縫線核
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E淡蒼縫線核
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F不確縫線核
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A橋底部
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@上オリーブ核
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A台形体
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B中小脳脚
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C橋核
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D縦橋繊維
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E横橋繊維
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E延髄
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@下髄帆
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A下小脳脚
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B孤束核
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@孤束
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C疑核
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D前脊髄小脳路
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E外側脊髄視床路
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F前脊髄視床路
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G内側縦束
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H視蓋脊髄路
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I内側毛帯
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J下オリーブ核
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K錐体束
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F脊髄
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2. 新皮質の表層第I層から第VI層までの概要
第I層 (分子層=表在層) :
脳軟膜のすぐ下にあるこの層は, 繊維成分は多いが細胞の数は少なく, 神経膠細胞の他は, カハール細胞と呼ばれる小型の水平細胞が散在しているのが特徴である.
第II層 (外顆粒層) :
小型の円形, 星形, 三角形の細胞が密集している.
第III層 (外錐体細胞層) :
幅の広い層で, 中型のいわゆる錐体細胞が主体を成し, その深部には大型のものがある.
皮質領域により錐体細胞の数やその大きさ, その配列の様子 (散在性のものや放射状に並ぶもの) にかなり変異のある層である.
錐体細胞は, 他の層と同様に, その樹状突起の一部が細胞の尖端から表面に向かっており (尖端樹状突起) , 他の一部は底, 及び側面から数本の突起が出て, その付近に終わっている (基底樹状突起) .
なお, これらの錐体細胞の多くは, 連合繊維や交連繊維の起始細胞である.
第IV層 (内顆粒層) :
外顆粒層同様, 小型の細胞が密集している.
その細胞の多くは, その軸索が皮質内で終わる (非錐体細胞) .
その突起の分布状態から垂直型, 水平型, 局部型などに分類される.
この層も変異が大きく, 運動野などでは発達が悪いが, その反面, 感覚野とくに視覚野では非常に幅が広く, いくつかの亜層に分けられている.
そして, この層は, 多数の求心繊維とくに視床核からの投射を受け, それらの終末分枝と考えられる水平方向に走る有髄繊維が密集して線条をなしている (外バイヤルジェ線条) .
第V層 (神経細胞層; 内錐体細胞層) :
第III層と似た構造を示し, 比較的少数で大型の錐体細胞が存在し, ここでも深層ほど細胞は大きくなる.
大型の錐体細胞は, 運動野などのこの層の深部にみられる.
この層の細胞は, 上丘, 下丘, 赤核, 橋, 脊髄, 網様体など皮質下の諸核に投射繊維を出す.
また, 一部に皮質皮質間繊維の起始細胞もみられる.
水平方向に走る有髄繊維は, 深部で数を増し, これは内バイヤルジェ線条と呼ばれる.
第VI層 (多形細胞層) :
皮質の最深層で, 三角形, 円形, 紡錘形など大小様々の形の細胞が不規則に散在する.
領域によって, この層は細胞の数や形の変異が大きい部分である.
皮質視床投射の起始細胞が多数を占める.
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