関越道は中央道、東名に並んで熾烈な渋滞が見られる高速道路です。ここの渋滞ポイントは
練馬出口
高坂S.Aの先のサグ
花園I.Cの先のサグ
この三カ所です。
年末年始やG.Wなど交通が集中する時間帯になると、それがくっついて長大な渋滞が形成されます。
但し練馬〜高崎間は三車線有り、自然渋滞の場合、渋滞していても中央道や東名に比べると平均時速は早いし、一時間違うだけで渋滞状況が緩和されることが多々あります。
また、関東平野にあるために迂回ルートは豊富です。
*関越道で渋滞に巻き込まれたら的確に最新の渋滞情報を入手してください。
関越道での渋滞の場合、高崎〜練馬間が90分以上かかるかどうかが判断基準です。(通常の所要時間 約60分)
関越道での渋滞は平均車速が早いため、中央道や東名よりも渋滞通過時間が短めです。通過時間が90分以内であれば、迂回するよりも時間的には早く帰れるかもしれません。
関越道で迂回の判断ポイントは
@ 赤城 I.C
A 高崎JCT
B 本庄児玉 I.C
C 東松山 I.C
関越道で、新潟方面から都内に帰る場合、赤城I.Cより先が渋滞していたらその先はすべて渋滞していると思って間違いありません。
関越道の渋滞は渋滞の集団がそのまま都内に向かって移動するようなものです。赤城I.C〜高崎I.C間で渋滞していたらその先の渋滞因子である「花園」と「坂戸」のサグで絶対に渋滞します。
この場合、赤城山麓迂回ルートか北関東自動車道経由で「東北道」に迂回した方が時間的に有利になります。
藤岡JCTより先の渋滞では東松山I.Cで降りて下道、又は川島I.Cから圏央道に入り、東北道に抜けたほうが時間的に有利な場合があります。
また、関越道は「練馬」が出口になり、直接に首都高とつながっておりません。
関越を降りて都心方面に向かうなら目白通りを使うか、外環を利用して「美女木」から首都高池袋線に乗らねばならず、その分時間がかかります。それも勘案してください。
練馬I.Cを降りて環八を右折しなければならない、練馬区、杉並区、中野区、世田谷区の方には、残念ながらこの渋滞迂回路は機能しません。
関越道の迂回ルートは基本的に東北道や首都高大宮線に逃げることです。
東北道は久喜より都内までの区間はあまり渋滞することはありません。
(圏央道が開通したことによって今後変わるかもしれませんが)
首都高大宮線に至っては事故でもない限り渋滞は皆無です。
A.高崎より北側で渋滞が30分以上の場合。
渋滞情報のマップがこのようになっていたら迷わずに赤城ICで降りましょう。
高崎〜赤城間で渋滞している場合、間違いなくその先でも大渋滞しています。
この場合、北関東道を利用して「東北道」方面に迂回したほうが時間的に有利です。因みに渋川伊香保ICから首都高宝町ICまで計算すると
関越道ー外環ー首都高池袋線 136キロ 1時間52分
関越道ー北関東道ー首都高川口線 167キロ 2時間19分
関越道の渋滞次第では十分ペイできる差です。
渋滞情報は「赤城IC」より新潟方面で得られるようにしてください。
「渋川伊香保」からでは時間的に有利な迂回路はありません。
R17や上武道路は高速渋滞時には必ず渋滞しています。
迂回するなら「赤城IC」で降りましょう
B.高崎ICより北側の渋滞が30分以下の場合。
藤岡JCTより先が真っ赤になっていたら北関東道へ逃げましょう。
藤岡JCTから都内に帰る場合
@花園I.Cを先頭にした渋滞
A高坂S.Aを先頭にした渋滞
B練馬出口の渋滞があります。
@とAは往々にして合体して30〜50キロの大渋滞に発展します。
但し、この@とAの渋滞の間が順調に流れている場合があり、その区間を高速道路に戻ったほうが時間が稼げることがあります。
幸い、「花園I.C」と「東松山I.C」の区間は関越道に並走して県道296号が走っていますので関越道の渋滞情報をチェックしながら選択すると良いと思います。
とにかく!
藤岡から練馬の間はどうやって東松山までたどり着くか?
東松山で関越道を降りるかどうか?
これが最大のポイントです!
東松山から都内までは、首都高を利用することを前提としたならば、
関越道に渋滞が全くない時間帯でも関越道をそのまま走行するのと、
一般道R254を利用して首都高大宮線の「与野I.C」から帰るのでは、
時間的に10分〜20分しか違いません。
圏央道が開通した今では、「川島I.C」から東北道に抜けた方が時間的に有利です。
A. R254並走ルート
R254は上信越道から関越道に並行して走る国道なので、渋滞回避のため利用される一番ポピュラーな迂回路です。そのため関越道が大渋滞しているとしばしば大混雑します。しかも信号が多く、生活道路なので、沿線にショッピングセンターなどがたくさん出来てきて、平均時速は著しく低下します。
ですので、渋滞を避けるために「本庄児玉IC」で降りる場合、下記のルートを推奨します。
本庄児玉ICから東松山まで約50分
本庄児玉IC
(花園ICまで約25分)
花園IC
(嵐山小川ICまで約10分)
嵐山小川IC
(東松山ICまで約15分)
B. R17経由ルート
本庄児玉ICや花園ICで降りてR17号BPを走るルートです。
良く知られているルートなので、関越道の渋滞がひどいときはインター出口で
渋滞にはまってしまうかもしれません。
@関越道「花園I.C」から東北道「加須IC」に抜けるルート 43キロ
渋滞が花園I.Cよりも先にある場合、もっとも早いルートです!
関越道から東北道へ迂回する一番ポピュラーなルートです。
全線片側二車線なので、空いていればスピードが稼げます。
*花園I.Cを降りて「熊谷・深谷」方面に。R140
*14キロ先の「代」交差点を右折して熊谷バイパスに
*5キロ先の「上之(南)」交差点を左折して行田バイパスへ。R125
*そのままR122の加須羽生バイパスで「加須I.C」へ
AR17をそのまま大宮まで行くルート
バイパスが出来て走り易くなりましたが
鴻巣・上尾あたりで地元の渋滞に巻き込まれる可能性大です。
(本庄児玉から首都高大宮線与野ICまで73`:120分)
高坂S.Aを先頭に
A. R254を使う (東松山〜首都高宝町I.C 66キロ 約80分)
東松山ICより先で渋滞通過に20分以上の表示がでたら迷わずに東松山ICで降りましょう。
R254は東松山から先は片側2車線でとても走りやすいので
通常でも関越道との時間差は20分ほどです。
鶴ヶ島周辺で渋滞があれば東松山で降りたほうが賢明です。
B. 川島I.Cから圏央道
地図でご覧になればわかるとおり、「東松山I.C」からR254で圏央道「川島I.C」に向かった場合
10キロ 約10分ほどでショートカットできます。
この間は信号も少ないので東松山から先が混んでいる場合、抜け道にはもってこいです。
平成27年10月31日に圏央道 「関越道ー東北道」区間が開通しました。
これによって「川島I.C」から東北道「久喜白岡I.C」までの区間
20キロが10分ほどでつながりました。
「久喜白岡I.C」から先は「川口JCT」まで約27キロ 25分ほどで着きます。(実測済み)
渋滞迂回路(迂回時の外環までの所要時間) |
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@練馬エリア |
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所沢〜練馬 10` 05分 |
15〜30分 |
そのまま乗っていましょう。 |
川越〜練馬 20` 12分 |
20〜40分 |
そのまま乗っていましょう。渋滞が40分以上なら R16から大宮へ。R17から首都高へ(40分) |
鶴ヶ島〜練馬 30` 20分 |
30〜45分 |
圏央道で川島ICまで。R254で川越に出て、R16で大宮、R17から首都高(60分) |
40〜60分 |
東松山ICで降り、R254で川越に出て、R16で大宮、R17から首都高(70分) |
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A鶴ヶ島エリア |
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(迂回時の東松山までの所要時間) |
30〜45分 |
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花園〜鶴ヶ島 27` 15分 |
45〜60分 |
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本庄〜鶴ヶ島 40` 25分 |
60分以上 |
C:R17号ルート:行田BPを経て東北道加須へ。 |
B渋川エリア |
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ここが渋滞していれば必ずその先も大渋滞です。 北関東道経由で東北道を目指しましょう。 |
渋川伊香保〜高崎 16` 10分 |
30分 |
高崎JCTまで渋滞が30分以内ならそのままで。 それ以上ならR17―上武道路で伊勢崎ICへ |
赤城〜高崎 25` 15分 |
50分 |
IC降りて右折し、そのまま直進。 |